第五回 日本の食文化:食の陰と陽

2013年12月14日(土)築地本願寺の講堂にて、和食の巨匠・長嶋博氏より和食の真髄、食の陰と陽についてお話いただきました。 講演の後は着席の懐石料理。皆で長嶋氏のおもてなしの心を堪能しました。 講演会場となった築地本願寺は国の登録有形文化財(2011年に登録)。 現在ある本堂は伊東忠太(1867-1954)の設計により、外観は「インド様式」の石造り、本堂内部は伝統的な真宗寺院の造りという特異な様式で1934年に建造されました。 当協会理事長三村京子によるウェルカム挨拶と司会。当日は師走の忙しい中、100人近い参加があり、大変盛り上がりました。WASHOKU(和食)がUNESCO無形文化遺産に Read More

第四回 民藝&古民家

平成25年10月27日(日)  東京グリーンパレスで瀧下嘉弘氏(NPO日本古民家保存協会理事・当協会理事)が「民藝&古民家」について講演を行いました。 「住居とはその時代の人々の営みの鏡」であり、「古民家は過去のもの」と断言する瀧下氏。竪穴式住居から始まった日本人の食と住との関係を紐解きながら、継承されてきた民衆の叡智の素晴らしさを解説してくれました。 年前の古民家に新たな命を吹き込む瀧下氏の情熱が参加者の心に感銘を与えました。 本公演にご参加の皆様に、NPO友情の架け橋理事一同より、心から御礼を申し上げます。 残念ながら参加できなかった皆々様に、是非とも次回の〝講演&食&交流の愉悦〟特別オー Read More

第三回 文楽:人形の巧み

  平成25年9月1日(日) 吉田勘弥氏(国立劇場の人形遣い・当協会理事)が三村京子(当協会代表)の司会で「文楽:人形の巧み」について講演を行いました。助手として桐竹勘次郎氏(国立劇場の人形遣い)も加わり、臨場感あふれる実演を勘弥氏と行いました。 例年であれば秋の風を感じる季節ですが、講演当日は34℃の厳しい残暑。美しい和服姿の女性を含む大勢の参加がありました。 本講演では国立劇場文楽公演で経験することが出来ない、人形遣いと接近した形で話、実演、体験、そして質疑応答が行われました。 講演前半は海外公演に触れた後、文楽の形成史、及び、人形遣いと人形に特化した内容を映像を中心に、楽しい雰 Read More

第一回 民藝&ライフスタイル

平成25年7月13日(土) 尾久彰三氏(日本民藝館元学芸部長)と、三村京子(日本民藝館元国際部主任、当協会代表)が「民藝&ライフスタイル」について講演を行いました。 講演当日、真っ青な空の下、東京の最高気温が35℃を記録する猛暑の中、大勢の参加者がありました。 本講演では、私たちが普段の生活に使っている器や道具に隠されている日本人の美意識と叡智を再発見、再認識することができました。 尾久彰三氏と三村京子氏が楽しいトークを交えて、「民藝」の歴史や柳宗悦が提唱した民藝論を解説し、更に、その美意識を現代のライフスタイルに取り入れる方法を、映像とともに紹介しました。会場からは笑いとともに、講演を真剣に Read More

東日本復興支援「手仕事展」

友情の架け橋音楽国際親善協会主催で、2012年8月1日、2日に、東京でアジアを巻き込んだ企画を展開。アジアフィルハーモニー管弦楽団公演「友情の架け橋コンサート2012」、 千葉県少年少女オーケストラと韓国釜山のアロイシウスオーケストラの合同演奏「友情の架け橋青少年コンサート2012」、 そして東日本大震災からの復興を願い東北の工芸品を集めた「手仕事展」を開催しました。    

人形浄瑠璃文楽「花見の宴」特別文楽公演

日仏修交150周年記念・パリ公演組の帰国祝いを、東京青山にて開催。 日本のUNESCO指定・世界無形文化遺産を、NPO法人「間」と共催。 寿二人三番叟、本朝廿四孝、奥庭狐火の段を、太夫の豊竹英大夫、豊竹希大夫、三味線の鶴澤燕三、鶴澤清志郎、鶴澤清馗、人形の桐竹勘十郎、吉田簑二郎、吉田勘弥、吉田勘市、吉田一輔、吉田簑紫郎、吉田簑次、桐竹勘次郎、そして鳴物の望月太明藏社中が熱演。 拍手喝采を浴びました。 また、世界に発信するため、アラビア語放送の中東テレビを入れ、ニュース特集で繰り返し放映されました。