第8回文楽を支える技:床山とかしら

2014年9月2日(火)午後6時からルポール麹町2階ルビーの間で文楽を裏方として支えてきた床山の高橋晃子氏とかしらの村尾愉氏の二人による講演が行われました。 そこには、世界に類の無い技が沢山ありました。 講演前にウェルカム・レセプション。軽い食事を取る皆様。初めてご参加の方、お一人でご参加の方、そして仲間で常連の方々など、主催者側から紹介を申し上げ、和やかに親睦を深めていました。 人形は舞台のたびに化粧を直し、鬘(かずら)や衣装をつけて、様々な役柄に変身します。人形は国立文楽劇場が所有しており、かしらはおよそ40種類、320点余りある。公演ごとにかしらの配役を決める「かしら割り」があり、使用す Read More

第七回 伝統菓子とシュガーロード

2014年7月19日(土)、全日本銘産菓子工業協同組合 村岡安廣理事長により、砂糖の伝来と和菓子との関係について講演が行われました。 有名な世界の菓子切手コレクターでもある村岡さんは、切手の図柄で歴史をひも解きながら、終盤には解説にでてきた和菓子を5種類も試食させてくれました。 和菓子を食べながら、の話しは大変分かりやすく、また、贅沢で楽しいものでした。 開場直前の受付。今回は受付で「備前の菓子」「村岡総本舗資料館案内」を販売しました。大好評でほぼ完売しました。 友情の架け橋文化講演では、和菓子シリーズを今後提供する予定です。 次回は、江戸の菓子を取り上げます。 皆様のご参加こそがNPO友情の Read More

第18回日本太鼓財団チャリティーコンサート

2014年5月30日(金) 草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)にて、公益財団法人日本太鼓財団主催の「日本太鼓チャリティーコンサート」に、友情の架け橋音楽国際親善協会が共催いたしました。 日本太鼓チャリティーコンサートは、圧巻の演奏で聴衆全員に感動と力を与えて下さいました。 日本太鼓財団は、1997年の創設以来、日本太鼓の伝統を正しく継承、保存するとともに新たな創作活動の普及、振興を図るため各種の事業を展開しています。 現在は42都道府県に46支部を設置、加盟団体数725団体、会員数2万1千人から成る組織です。毎年ジュニアコンクール、シニアコンクールなど、様々な活動を国内外に展開しています Read More

第六回 Japan is Bi(美)-eautiful

2014年4月18日(金)と19日(土)、2回に渡り日本の生活美をBlue & Whiteで、世界に発信してこられたエイミー加藤女史に、東京都指定名勝・清澄庭園の涼亭で話しをしていただきました。 エイミーさんは日本の藍染文化を現代のライフスタイルに生かす方法を、ユーモアを交えて日本語で力説。1960年代に来日して以来、エイミーさんが大事にしてこられた馬の腹掛けや湯上げ、野良着やおんぶ紐を実際に拝見しながら、日本人が見過ごし、失ってしまった思いやりの形や日本固有の美意識を反映した品々に、参加者は心を奪われました。 日本の文化は自然との共生の中で、如何に季節感を暮らしの中に取り入れ、創意工 Read More

第五回 日本の食文化:食の陰と陽

2013年12月14日(土)築地本願寺の講堂にて、和食の巨匠・長嶋博氏より和食の真髄、食の陰と陽についてお話いただきました。 講演の後は着席の懐石料理。皆で長嶋氏のおもてなしの心を堪能しました。 講演会場となった築地本願寺は国の登録有形文化財(2011年に登録)。 現在ある本堂は伊東忠太(1867-1954)の設計により、外観は「インド様式」の石造り、本堂内部は伝統的な真宗寺院の造りという特異な様式で1934年に建造されました。 当協会理事長三村京子によるウェルカム挨拶と司会。当日は師走の忙しい中、100人近い参加があり、大変盛り上がりました。WASHOKU(和食)がUNESCO無形文化遺産に Read More

第四回 民藝&古民家

平成25年10月27日(日)  東京グリーンパレスで瀧下嘉弘氏(NPO日本古民家保存協会理事・当協会理事)が「民藝&古民家」について講演を行いました。 「住居とはその時代の人々の営みの鏡」であり、「古民家は過去のもの」と断言する瀧下氏。竪穴式住居から始まった日本人の食と住との関係を紐解きながら、継承されてきた民衆の叡智の素晴らしさを解説してくれました。 年前の古民家に新たな命を吹き込む瀧下氏の情熱が参加者の心に感銘を与えました。 本公演にご参加の皆様に、NPO友情の架け橋理事一同より、心から御礼を申し上げます。 残念ながら参加できなかった皆々様に、是非とも次回の〝講演&食&交流の愉悦〟特別オー Read More

第三回 文楽:人形の巧み

  平成25年9月1日(日) 吉田勘弥氏(国立劇場の人形遣い・当協会理事)が三村京子(当協会代表)の司会で「文楽:人形の巧み」について講演を行いました。助手として桐竹勘次郎氏(国立劇場の人形遣い)も加わり、臨場感あふれる実演を勘弥氏と行いました。 例年であれば秋の風を感じる季節ですが、講演当日は34℃の厳しい残暑。美しい和服姿の女性を含む大勢の参加がありました。 本講演では国立劇場文楽公演で経験することが出来ない、人形遣いと接近した形で話、実演、体験、そして質疑応答が行われました。 講演前半は海外公演に触れた後、文楽の形成史、及び、人形遣いと人形に特化した内容を映像を中心に、楽しい雰 Read More

友情の架け橋コンサート2013

2013年7月29日(月)サントリーホールにて、チョン・ミョンフン指揮、アジアフィルハーモニー管弦楽団の演奏を開催しました。 主催:NPO友情の架け橋音楽国際親善協会/BS朝日 協賛:東レ株式会社 助成:一般社団法人東京倶楽部 後援:駐日韓国大使館・韓国文化院 協力:ユニバーサルミュージック   「友情の架け橋コンサート」はクラシック音楽を通して新しい形の国際交流や次世代教育の支援などを行うために企画された音楽事業です。当協会は、文化を通した相互理解と友情から生まれる喜びと信頼に満ちた豊かな持続可能な社会の実現に寄与することを目的に設立されました。 クラシック音楽を通して世界の平和の Read More

ゲネプロを観よう 青少年プログラム2013

平成25年7月29日(月)  サントリーホール・大ホールにて、樫本大進(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団・コンサートマスター)による「演奏家と交流」の会と「ゲネプロを観よう」のイベントが、小学生から大学院生まで参加できる学生限定企画を開催しました。