第十回「日本食文化:精進料理のこころ」

2014年11月22日(土)、築地本願寺・講堂にて、特別オープン文化講演シリーズ“講演&食&交流の愉悦”第十回「日本食文化:精進料理のこころ」を開催致しました。 当協会理事長・三村京子の司会により会がスタート。 講演者は、昨年に引き続き長島博先生でした。 今年はパワーポイントで精進料理の歴史、精進料理の概略、そして精進料理の心について語って下さいました。 日本料理におけるひとつのジャンルとして確立されている精進料理。和食のルーツとも言えるほど、日本料理の発展に大きな影響を及ぼしました。 精進料理には三流派があり、日本の曹洞宗、臨済宗、黄檗宗で常に仏教の教えと共にある僧侶のための Read More

第9回浪曲&笑いと涙

2014年10月18日(土)、明治神宮外苑・絵画館のサロンで口演「浪曲&笑いと涙」が実施されました。当日は大きな被害をもたらしたスーパー台風が過ぎ去った後の真っ青な快晴の中で行われました。 口演の前に、絵画館の計らいで副館長の藤井氏が参加者のために特別にガイドツアーをして下さいました。 聖徳記念絵画館(正式名称)は、明治天皇と昭憲皇太后の御聖徳を永く後世に伝えるために造営された、神宮外苑のシンボルともいえる存在です。 花岡岩表装の重厚な概観と、中央ドーム、画室の採光などに先駆的な技術が取り入れられており、日本の建築技術の発展を知る上でも、重要な建造物です。平成23年(2011年)6月に Read More

第8回文楽を支える技:床山とかしら

2014年9月2日(火)午後6時からルポール麹町2階ルビーの間で文楽を裏方として支えてきた床山の高橋晃子氏とかしらの村尾愉氏の二人による講演が行われました。 そこには、世界に類の無い技が沢山ありました。 講演前にウェルカム・レセプション。軽い食事を取る皆様。初めてご参加の方、お一人でご参加の方、そして仲間で常連の方々など、主催者側から紹介を申し上げ、和やかに親睦を深めていました。 人形は舞台のたびに化粧を直し、鬘(かずら)や衣装をつけて、様々な役柄に変身します。人形は国立文楽劇場が所有しており、かしらはおよそ40種類、320点余りある。公演ごとにかしらの配役を決める「かしら割り」があり、使用す Read More

第七回 伝統菓子とシュガーロード

2014年7月19日(土)、全日本銘産菓子工業協同組合 村岡安廣理事長により、砂糖の伝来と和菓子との関係について講演が行われました。 有名な世界の菓子切手コレクターでもある村岡さんは、切手の図柄で歴史をひも解きながら、終盤には解説にでてきた和菓子を5種類も試食させてくれました。 和菓子を食べながら、の話しは大変分かりやすく、また、贅沢で楽しいものでした。 開場直前の受付。今回は受付で「備前の菓子」「村岡総本舗資料館案内」を販売しました。大好評でほぼ完売しました。 友情の架け橋文化講演では、和菓子シリーズを今後提供する予定です。 次回は、江戸の菓子を取り上げます。 皆様のご参加こそがNPO友情の Read More

第18回日本太鼓財団チャリティーコンサート

2014年5月30日(金) 草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)にて、公益財団法人日本太鼓財団主催の「日本太鼓チャリティーコンサート」に、友情の架け橋音楽国際親善協会が共催いたしました。 日本太鼓チャリティーコンサートは、圧巻の演奏で聴衆全員に感動と力を与えて下さいました。 日本太鼓財団は、1997年の創設以来、日本太鼓の伝統を正しく継承、保存するとともに新たな創作活動の普及、振興を図るため各種の事業を展開しています。 現在は42都道府県に46支部を設置、加盟団体数725団体、会員数2万1千人から成る組織です。毎年ジュニアコンクール、シニアコンクールなど、様々な活動を国内外に展開しています Read More

第六回 Japan is Bi(美)-eautiful

2014年4月18日(金)と19日(土)、2回に渡り日本の生活美をBlue & Whiteで、世界に発信してこられたエイミー加藤女史に、東京都指定名勝・清澄庭園の涼亭で話しをしていただきました。 エイミーさんは日本の藍染文化を現代のライフスタイルに生かす方法を、ユーモアを交えて日本語で力説。1960年代に来日して以来、エイミーさんが大事にしてこられた馬の腹掛けや湯上げ、野良着やおんぶ紐を実際に拝見しながら、日本人が見過ごし、失ってしまった思いやりの形や日本固有の美意識を反映した品々に、参加者は心を奪われました。 日本の文化は自然との共生の中で、如何に季節感を暮らしの中に取り入れ、創意工 Read More